どうもサンチョです!
大変な世の中ですが、皆さん健康にお過ごしでしょうか?
そんな中でも自己学習に励む皆さん、素敵です。
というワケでですね。
今回の記事では、コンソール画面に数値と式の結果を表示する方法を紹介します。
また、今回も最後に簡単な練習問題を用意しました。
ぜひ挑戦してみてください。
練習問題の解答例
まずは前回は最後に出した練習問題の解答例です。
#include<stdio.h>
int main() {
printf("Hello World !\nこんにちは 世界 !");
}
こんな感じでOKです。
別々のprintf関数にしてしまっても構いません。
私はprintfを2つも書くのが面倒なので1本にまとめました。
色々なデータを画面に表示する方法
さて、ようやくここから本題です。
前回は文字を表示するだけでしたが、今度は数値を表示させる方法も見ときましょう。
数値を表示する方法
まずは何も考えずに次のプログラムをコピペして実行してみてください。
#include<stdio.h>
int main() {
printf("%d",100);
}
このプログラムは次のような結果になります。
【出力結果】
100
これがprintf関数でコンソール画面に数値を表示する方法です。
前回と何が変わったかお気づきですかね?
はい、「%d」というものが追記されてますね。
「%d」は変換指定子といって、カンマの後ろにある数値を表示しています。
変換指定子には種類がいくつかあるのですが、それは後日取り上げますので
とりあえず今回は「%d」で数値が表示できることだけ覚えておいてください。
文字と数字を組み合わせて表示する方法
printf関数の変換指定子(%d)の両サイドに文字を追加するだけでOKです。
例えば先ほどのプログラムを「商品の値段は100円です。」
と表示されるように改造しようと思ったら、次のように書くだけでOKです。
#include<stdio.h>
int main() {
printf("商品の値段は%d円です。",100);
}
【出力結果】
商品の値段は100円です。
複数の数値と文字を表示したいとき
変換指定子は複数含ませることができます。
#include<stdio.h>
int main() {
printf("%d + %d = %dです。", 30, 70, 100);
}
【出力結果】
30 + 70 = 100です。
このとき、数値は左から順番に読み込まれていく点に注意してください。
式の結果を表示したいとき
式の計算結果を表示したいときは、式そのものをprintf関数に記述します。
#include<stdio.h>
int main() {
printf("%d + %d = %dです。", 30, 70, 30+70);
}
【出力結果】
30 + 70 = 100です。
C言語の演算子
プログラミングでは、数学で使用しているものとは異なる記号を用いることがあります。
以下にC言語の演算子を一覧にまとめましたので、チェックしておいてください。
計算の種類 | 用いる記号 |
加算(足し算) | + |
減算(引き算) | – |
乗算(掛け算) | * |
除算(割り算) | / |
剰余算(割り算の余り) | % |
複雑な式の結果を表示したいとき
複数の式を組み合わせた式の結果も表示できます。
例えば台形の面積を求めるような式の場合は次のように記述します。
#include<stdio.h>
int main() {
printf("上底:20、 下底:40、 高さ:10の台形の面積は%dです。", (20 + 40) * 10 / 2 );
}
数学と同じで、「+」や「-」より「*」や「/」の方が先に計算されるので、
()で区切らないと結果がおかしくなる点にご注意ください。
練習問題
【問1】
2つの数値を用いて「加算」「減算」「乗算」「除算」「剰余算」を行い、
結果を表示してください。なお、使用する数値は自由に設定して構いません。
また、小数点以下の結果は考慮する必要はありません。
まとめ
今回は、printf関数で数値と式の結果を表示する方法を紹介しました。
次回は「変数」を紹介しますので、ゆるく学んでいきましょう!
お疲れ様でした!
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